法的リスクマネジメントとは
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SOX法に関わる上で、法的リスクマネジメントの考え方をおさえておくことは必須である。
企業に関わるさまざまリスクの中で、法的リスクとは、まず、法令違反があげられる。
法令を違反せず遵守するということは、国会が立法した法律や内閣などの行政府が
制定した政令などのような狭義の法令を遵守するだけではなく、グローバル性や自主性、
そして倫理性を伴うものである。また、訴訟リスクやグローバルルール逸脱や経営リスク
なども法的なリスクである。
法令違反によるリスクとは、法律や政令に違反することで、企業は監督官庁の処罰を
受けることになるが、それに伴い、顧客の信用を失い、契約解消や不買運動などを起こされ、
企業の存亡に関わる重大なリスクとなりうる。例えば、セクシャル・ハラスメント問題で、
公民権法違反で訴えられ、それが不買運動につながるケースもある。
また、他人の権利を侵害した場合の損害賠償は、訴訟リスクであり、製品欠陥が原因で、
消費者が損害を被った場合などで、PL法が適用され、損害賠償訴訟を起こされるケースである。
その際、巨額の賠償金を支払う場合が多い。個人情報保護法の施行に伴い、
個人情報を取り扱う従業員と企業側との契約違反なども法的なリスクである。
一九九一年に営業秘密の保護拡充のために不正競争防止法が改正され、
今まで書面化されていなかった分野でも、契約書を作成し、契約によって、権利や利益を
保護する動きが広がっている。また、情報化、国際化のなかで、それぞれの国によって、
法律が異なり、刑事罰の対象も異なることを知らなければならない。
そのためには、世界の共通言語である英語をマスターすることは必須である。